クリニック紹介

診療案内

当院は、不妊症治療を専門としたクリニックです。不妊症治療は1994年の開院以来、特に

専門の施設として一般不妊治療、人工授精、体外受精、顕微授精、胚盤胞移植、胚凍結保存、凍結

融解胚移植などの治療法を行っております。

当院の治療方針は不妊症の原因検索を徹底的に行い、その原因に則した専門的治療を

選択して行うことを基本としております。高度生殖治療まで行うことができますが、できる

だけ自然妊娠を追及し、その患者様に必要最低限の治療で妊娠していただくことを目標

としております。

通院される患者様の目標達成に少しでもお役に立てますように努力していきます。

 

治療方針

 

不妊症の治療の基本はその原因検索にあると考えております。原因が判らないまま闇雲に

治療を行っても無駄の多い治療となりますので、まず6つの基本的検査を行うことが重要です。

・基礎体温の測定

・排卵を周期的におこすための脳下垂体から分泌されるホルモン測定と排卵に伴う卵巣

から分泌されるホルモンの測定

・経膣超音波検査による卵胞発育の観察

・卵管の通過性の検査

・頸管粘液の分泌量とその性状また頸管粘液中を精液が泳いでいけるかどうかの検査

・精液検査

の6つが基本検査です。

これらの検査で異常が見つかった場合はそれが不妊原因と考えられますので、その原因に

対する治療を行っていきます。

全ての検査が正常の場合は明らかな原因がないか、原因があるにも関わらず判らないかの

どちらかになります。この場合、排卵の時期を見つけてその時に性交ををもっていただく

タイミング法を行うことになります。タイミング法をある程度行っても妊娠しない場合は

治療のステップアップを行います。排卵誘発剤を使ったり、人工授精を行います。それで

も妊娠に至らない場合は体外受精を考えることになります。

以上が基本的な治療方針となりますが、治療の主体は患者様です。正しい知識を持って

いただいて、それを基に考えられた患者様のご夫婦の治療の希望にはなるべく副いたい

と考えております。