ご挨拶

平成30年(2018年)4月より吉田婦人クリニックを継承することになりました永井聖一郎と申します。

不妊治療、周産期医療に興味を持ち産婦人科医に成り、28年が経ちました。山梨大学在職中は、日本で最初に体外受精、ICSIに成功した星和彦教授のもと、ICSIを含む不妊治療、卵の加齢とミトコンドリアの関連の研究を行ってきました。

その後山梨県立中央病院周産期センターでは、500gの赤ちゃんの帝王切開や年間90件を超える母体救急搬送など、毎年山梨の約10%の分娩に立ち会いました。赤ちゃんを抱いた時のご夫婦の笑顔を見ると、産婦人科医に成って本当に良かったと思います。

不妊でお悩みのご夫婦が赤ちゃんを笑顔で抱けるように、再びライフワークである不妊治療で貢献したいと考えました。安心安全で効果的な最新の治療法を取り入れ、山梨の地域医療の担い手として、これからも精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。